2021/09/07 12:00:00
  • 【エントラスト通信】Vol.131

エントラスト通信 Vol.130




エントラスト通信 Vol.131
発行日:2021年9月7日



平素より大変お世話になっております。
9月のメルマガ担当の高橋です。



皆様はホームページのSSL化は完了しておりますでしょうか?
SSL化は2018年7月にGoogle Chromeから、Webサイトのアドレスバーに写真1の様に「保護されていません」という表示が出ることがきっかけで、知られる事が多くなりました。

写真1
※写真1はGoogle Chromeでの表示になります。

元々はインターネットのセキュリティ意識の高まりから、WebサイトをSSL化(Webサイトのページをhttpsの「暗号通信」)で通信する事が推奨され、政府系サイトや大手サイトを中心にSSL化が広がりました。
GoogleやFirefox等の主なWebブラウザでは、安全ではないコンテンツのダウンロードからユーザーを保護するために、これまでSSL化されていないWebページ(httpの「非暗号通信」)に対する、写真1の様な警告およびブロックを段階的に強化しています。

SSL化をすることで、セキュリティの強化や、検索順位の向上に良い影響がある等の効果もあり、今ではSSL化していないWebサイトは少なくなっている状況です。



2021年8月7日時点の「世界各国におけるGoogle Chromeでのhttpsの使用状況」によると、日本では約89%のWebページが「https経由で読み込まれたWebページ」となっており、写真2のグラフから見える通り、https通信の割合が高い事がわかります。

写真2
出典元:「Google透明性レポート-HTTPSに関する報告」




そして現在、Google Chrome Canary(今後登場する新機能を試している開発版)にて、SSL化されていないWebページへのアクセスをブロックする機能の「HTTPS-First モード」が試験的に導入されています。
セキュリティ設定の切り替えで「常に安全な接続を使用する」設定にすると、SSL化されていないWebページは写真3の様にブロックされます。

写真3
※写真3はGoogle Chromeでの表示になります。
※Firefoxでは、2020年11月にリリースしたバージョンから同等の機能「HTTPS-Only モード」を提供しています。


「〜.com にアクセスする(安全ではありません)」の部分をクリックすれば、警告を無視してそのページに移動することはできますが、この様な表示が出てしまうと閲覧者が減少してしまう事が考えられます。

現在ではまだ、SSL化されていないホームページがブロックされても、Google Chrome Canary(開発版)とFirefoxの設定切り替えによって閲覧することが出来る状態ですが、今後セキュリティ強化が進むと、SSL化されていないWebページへの接続が完全にブロックされ、ホームページを閲覧出来なくなってしまう可能性があります。

まだSSL化を完了していない医院様は、この様な状況になる前にホームページをSSL化していただくことをおすすめ致します。



弊社ではホームページのSSL化サービスも行っておりますので、SSL化をお考えの方はお気軽にお問合せ下さい。
今後ともエントラストをどうぞよろしくお願い致します。



2021年9月
担当:高橋




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